1961-02-22 第38回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
そこで、官治統制が非常にいろんな点で農家にも受けませんし、今までもあまりかんばしい成績をあげておらないのは御承知の通りであり、ことに農民の自発的な意欲というものを盛り上げた形でやらなければならないと思うのですが、その点につきまして、農協もしくは農協の連合会あたりに生産調整をやらす意図があるかどうか。しかもどの程度にやらすかということ。
そこで、官治統制が非常にいろんな点で農家にも受けませんし、今までもあまりかんばしい成績をあげておらないのは御承知の通りであり、ことに農民の自発的な意欲というものを盛り上げた形でやらなければならないと思うのですが、その点につきまして、農協もしくは農協の連合会あたりに生産調整をやらす意図があるかどうか。しかもどの程度にやらすかということ。
すなわち、官治統制であったのでございますが、今回の改正によってアウトサイダーの規制は従来通り官でやるけれども、その事務の一部を、規制命令の一部を組合に委任するという形になっております。この点は従来よりも一歩前進するものでありまして、この際としては適当の措置と思います。
その線と、もう一つはやはり昔の官治統制といいますか、それにと対するノスタルジアが現われている、こういうことだろうと私どもは解釈しているのですが、それにしましても、今申し上げましたように、どうもすきっといたしておりません。今一番問題になっていることを逃げているという点であります。どうです。そこで私はこの特別市の一章を削ったということは非常に遺憾である。自治庁の皆さんは涙をのんで削られたのじゃないか。
○加瀬完君 先ほど懇談会の形で修正案要綱それから付帯決議案などが種々述べられましたので、ほとんど私どもの問題としておりました点は解決を見ておるわけでありますが、この前の合併促進法のときにも、私どもはそう解釈いたしておらないのでありますが、一部ではこれが一つの、何といいますか、官治統制といいますか、上から押しつけるような合併を進められるのではないかという一つの危惧が一部にあったわけであります。
これはある程度やむを得ないと思うのでありますが、それにはそれとしてやはりある程度の独立性というものを持っておらないと、やはり御指摘の官治統制がそこに非常に行われる危険性が多いというふうに感ぜられるわけであります。まあそういう感じがするだけのことで、見通しというようなはっきりしたことは……。
それから更に附加えて次の点を、これが改正案でなくて、前のものを廃止して全く別の中央集権的な国家警察を作るのではないかという疑いを起す一つの他の要素は何であるかというと、つまり地方分権という思想が全くこれにどういう工合に関連を持つて来るか、この国家公安委員というものをずつと下まで流して行くというようなことと、一体今までの法にあつた市町村まで流しておつたこの自治警察という観念において、何か知らんが今後官治統制
又発動の場合が多くなつて参りますと、そこに官治統制的な色彩が少くなつて来るというようなことも考えられまするので、特に第二項の改正規定を入れたのでありまして、純法律論として第一項命令があればカバーするじやないかという点はお説の通りであります。併しながら運用の実際の問題等から考えて見ますると、今申上げましたような事情で、なかなか動きにくいという点から今回の改正をいたしたのであります。
これは市町村の育成強化を以て局主国家構成の基本と考えない思想から来るものであつて、県行政を通じて、中央官治統制の強化に逆転するものがあるならば、我々は賛意を表することができないのであります。従つてここに言う配分合理化のためにむしろ余裕のある国の財源の移譲もつと考えるべきもので、酒消費税のごときはその一つとして考究の題目となるべきものと思います。
交付税というものになりますと、交付税は或る率で抑えられるということになりますから、今の平衡交付金よりも柔軟性が地方財政の上からなくなつて来るのではないか、これは考え方によつては交付税というものを政府ががつちり抑えるというようなやり方をされれば、地方自治は独自の立場でいろいろの仕事をやりたくても仕事ができなくなつて、一つの官治統制といつた傾向が強まつて来るのではないか、反対に地方自治という点からすればその
併しこれは、地方制度調査会でも論議されました通り、又事実必ずしもそうとは言い切れないで、むしろ只今府県の性格云々の話がありましたが、制度の上では府県を完全自治体として認めておりながら、その実態においては依然として、昔の中央集権と言いますか、官治統制と言うか、そういう中央からの紐が非常に強くついておる。
例えば公安条例を適用したということでありますけれども、この公安条例というものは一般国民の安全保護というよりは、官治統制の一つの手段といたような傾向が非常に強いと思う。若し公安条例的な運営というものを警察が唯一無二の方針といたしてやつて行くということであるならば、今度のような問題が今後何回も繰返されるということも予想されるのであります。
この町村合併が審議されましたその精神におきましても、行政能率というものだけを主点に置かないで、住民の福祉というものに理想というものを持たなければならないということも論じられましたし、或いは官治統制というものであつてはならなくて、住民自身の精神が尊重されるということも、相当これも促進法の精神として各条文に貫かれておると思う。
若し段階を付けるならば、市町村にウエイトをおくべきである、ところが説明は一貫して国、県、市町村という曽つての官治統制時代の段階を考えておるように思われるのです。思われるんじやなくて考えておるのです。
○楠見義男君 只今お述べになつたお話の中の、今回提案された地方自治法の改正案が、地方自治の拡充強化であるとか或いは官治統制の拡大強化であるとか疑問の点もありますし、これはまあ地方行政委員会でやつておりますが、その是非は避けますが、今お話の中の地方制度調査会というものは現在法律として出ているというお話ですが、それは内閣委員会にかかるのですか。
○周東国務大臣 お尋ねの点については、抽象的になつて、具体的にどういう部面がやり得るならばできるかということで、日本の官治統制を助けつつ、いろいろ調整の目的を達し得る方法はということで研究いたしておりますが、まだ最終の結論に至つておりません。
当然の結果として、国公立の学校が大なり小なり官治統制を受けておりますのに対しまして、私立学校はノー・サポート、ノー・コントロールを建前としております。しかしながら敗戰の現実は、いかに私学でありましても、まつたく他の支持なくして自立自営を行うということは、きわめて困難であります。ことに戰災をこうむりました学校に対しては、まことに同情に値するものがあります。
○馬屋原証人 それは自由経済の方が能率は上ると私は思つておりまするが、公団機構はいわゆる官治統制でありまして、関連方面との連絡及び会議等が非常に多く、そういう面に忙殺され、いろいろ事務的のこと運営上における時間の余裕をその方にさく点はあつたと思うのであります。
○馬屋原証人 やはり営利会社でしたら、委員長のおつしやる通りにいろいろの打つ手もありましようが、何分にもいわゆる官治統制でありますので、努力の十分行われなかつた点もあると思います。
○松本(眞)委員 藥事法改正の御趣旨といたしまして、戰時中の官治統制的な立法を廃して、斯界の自治的な日本経済の再建に役立つように取計らつたというようになつておりますが、その趣旨に矛盾しているように思われる点があるのであります。なおまた竿頭一歩前進をしていただきたいと思うような点があるのであります。
國管案きよう本格論議へ」とございますが、「官治統制をさく石炭局に多くの民間人、商相談」こう出ております。「水谷商相は、二十五日臨時石炭鑛業管理法案を國會に提出するにあたり、大要左のような談話を發表した。一、この法案により政府は石炭増産に直接責任をとり得るし、經營者はその才能を十分伸ばし、勞働者はその國家的地位にめざめて、ほこりをもつて働くことが出来る。」これであります。
然らば今後の在り方をいかにするか、統制方式をいかに扱つて行くか、官治統制も自治的統制も、すでにテストは終りまして、その、成績は國民が一番よく承知いたしておるのであります。私は敢えて新奇を衒うものではありませんが、ここに官僚統制に代る國民統制という方式を提唱したいと思うのであります。(拍手)國民統制とは何ぞや。
官治統制お方式はいけないということであるが、これは私も賛成であります。併しながら官治統制はいけないということを責める他面において、民主統制を如何にせば達成することができるか。このことに思いをいたさなければならんと思うのであります。